どこかで嗅いだにおいの空気が
肺に満ちる。
早朝のちょっと寒い
すがすがしさの中に
異国の匂いがなく、懐かしい元気さが
肌から染み入る。
そうだ、中学時代のセントウサだ。
そして上で広がる
雲の無い星空も
あの時のまんま。
テントの中があつくて、
みんな懐中電灯をもって
星空の下で
未知の大人の世界のことを論じ
夜を更かしーー
あの頃の時間は
永遠に流れるように感じたな。
卒業なんて、永遠が終わってからのことさ。
なのに今は社会人人生6年目
永遠が終わった今も
どこかに
永遠が続く僕がまだいる、
今日星空を見上げて
そう感じた。
そうだ、中学時代のセントウサだ、
いまだに元気をくれている。
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