宮崎監督は映画を作らない。と、言ったら、あまりに失礼でしょうか。
でも本当そうですよ。彼が作るのは、映画じゃなく、世界だ。実は世界より、宇宙っていうか、次元だ。映画館に入った僕は、決してストーリの発展にこだわっておらず、その宮崎監督の世界に踏み込みたかったから切符を買ったのです。
微 妙だよ、宮崎監督の世界っては。なぜかすごい穏やかな感じがするんだよ、いつも。ストーリに争いがあり、戦争もあるけど、なぜか、穏やかだ。どんな騒動が 起こされても、なぜかどこかに希望が秘めてある。その感じが大好きだ。見ているうちに、また希望に信じ直れるかもしれません。
「ハウルの動く城」はよくできたから観に行く映画じゃない。
あの宮崎監督の世界に入りたいから観に行く映画だ、きっと。
Thursday, March 10, 2005
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